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お見合いや婚活を考えるとき、「みんなは何歳くらいで結婚しているのだろう」と気になることがありますよね。ただ、周りの話や印象だけでは、実際の数字はわかりません。
この記事では、厚生労働省の「令和7(2025)年人口動態統計月報年計(概数)の概況」と、「令和7(2025)年人口動態統計(確定数)の概況」(令和8年9月30日公表)だけをもとに、平均初婚年齢の数字を整理しました。
※平均初婚年齢などの値は、月報年計(概数)の概況に載っている値です。数字は統計の結果であり、一人ひとりの結婚の時期の良し悪しを示すものではありません。
平均初婚年齢の基本
人口動態統計とは
月報年計(概数)の概況によると、人口動態調査は、我が国の人口動態事象を把握し、人口及び厚生労働行政施策の基礎資料を得ることを目的とした調査です。統計法に基づく基幹統計「人口動態統計」を作成するための統計調査、とされています。
調査は、戸籍法及び死産の届出に関する規程により届け出られた出生、死亡、婚姻、離婚及び死産の全数を対象としています。市区町村長が届書に基づいて人口動態調査票を作成し、保健所、都道府県を経て厚生労働省へ報告される仕組みです。
3種類の公表資料
概況の「利用上の注意」では、人口動態統計の資料として次のものが挙げられています。
| 資料 | 数値 | 公表 |
|---|---|---|
| 人口動態統計速報 | 調査票を作成した数 | 毎月(調査月の約2か月後) |
| 人口動態統計月報(概数) | 概数 | 毎月(調査月の約5か月後) |
| 月報年計(概数) | 概数(年間合計) | 毎年(調査年の翌年6月上旬) |
| 人口動態統計年報(確定数) | 確定数(概数に修正を加えたもの) | 毎年(調査年の翌年9月) |
平均初婚年齢の数え方
概況の図表には、「各届出年に結婚生活に入ったもの」という注がついています。つまり、その年に届け出られ、その年に結婚生活に入った初婚の人の年齢を平均した値です。また、都道府県別の表章は、婚姻は夫の住所による、とされています。
令和7年の平均初婚年齢
夫31.0歳、妻29.7歳
月報年計(概数)の概況では、令和7(2025)年の平均初婚年齢は、夫が31.0歳、妻が29.7歳で、いずれも前年より低下している、とされています。
| 項目 | 夫 | 妻 |
|---|---|---|
| 令和7年の平均初婚年齢 | 31.0歳 | 29.7歳 |
| 令和6年の平均初婚年齢 | 31.1歳 | 29.8歳 |
| 前年との差(計算値) | 0.1歳低下 | 0.1歳低下 |
夫と妻の平均初婚年齢の差を計算すると、1.3歳です。
婚姻件数は2年連続の増加
確定数の概況では、令和7年の婚姻件数は48万9158組で、前年の48万5092組より4066組増加し、婚姻率(人口千対)は4.1で前年の4.0より上昇した、とされています。
月報年計(概数)の概況では、婚姻件数の年次推移について、昭和47(1972)年の109万9984組をピークに、昭和50年代以降は増加と減少を繰り返し、平成14(2002)年以降は減少傾向となったものの、令和6(2024)年からは2年連続で増加している、と説明されています。
4つの年で見る30年の変化
概況の図表「夫妻の平均初婚年齢の年次推移」から、10年ごとの4つの年を取り上げます。
1. 平成7年(1995年)
夫が28.5歳、妻が26.3歳です。夫と妻の差は2.2歳でした。
2. 平成17年(2005年)
夫が29.8歳、妻が28.0歳です。平成7年と比べると、夫は1.3歳、妻は1.7歳上がっています。
3. 平成27年(2015年)
夫が31.1歳、妻が29.4歳です。平成17年と比べると、夫は1.3歳、妻は1.4歳上がっています。
4. 令和7年(2025年)
夫が31.0歳、妻が29.7歳です。平成27年と比べると、夫は0.1歳低く、妻は0.3歳高い値です。
4つの年のまとめ
| 年 | 夫 | 妻 | 夫と妻の差(計算値) |
|---|---|---|---|
| 1. 平成7年(1995) | 28.5歳 | 26.3歳 | 2.2歳 |
| 2. 平成17年(2005) | 29.8歳 | 28.0歳 | 1.8歳 |
| 3. 平成27年(2015) | 31.1歳 | 29.4歳 | 1.7歳 |
| 4. 令和7年(2025) | 31.0歳 | 29.7歳 | 1.3歳 |
30年間で、夫は2.5歳、妻は3.4歳上がり、夫と妻の差は2.2歳から1.3歳へ縮まった計算です。
最近の4年
| 年 | 夫 | 妻 |
|---|---|---|
| 令和4年(2022) | 31.1歳 | 29.7歳 |
| 令和5年(2023) | 31.1歳 | 29.7歳 |
| 令和6年(2024) | 31.1歳 | 29.8歳 |
| 令和7年(2025) | 31.0歳 | 29.7歳 |
ここ数年は、夫が31.1歳前後、妻が29.7歳前後で、大きな変化はありません。
初婚の妻の年齢の分布
ピークは27歳
概況では、初婚の妻の年齢(各歳)の構成割合を10年ごとに比較すると、ピークの年齢は各年ともに27歳となっているが、年齢の低い者の割合が低下傾向にある、とされています。平均初婚年齢(29.7歳)と、最も多い年齢(27歳)は違うということです。
年齢別の妻の初婚率
概況の図表では、年齢(5歳階級)別に妻の初婚率(女性人口千対)の推移が示されています。
| 年 | 20〜24歳 | 25〜29歳 | 30〜34歳 | 35〜39歳 |
|---|---|---|---|---|
| 平成7年 | 48.89 | 70.64 | 18.45 | 3.84 |
| 平成17年 | 34.12 | 60.06 | 24.41 | 7.24 |
| 平成27年 | 26.12 | 58.09 | 28.83 | 11.44 |
| 令和7年 | 14.84 | 39.67 | 20.08 | 7.72 |
概況では、25〜29歳で前年より上昇している、とされています。なお、令和7年確定数における初婚率は、令和7年国勢調査の人口を用いて改めて計算するため、数値が変わる可能性がある、と注記されています。
再婚の割合
概況では、全婚姻件数に対する再婚件数の割合は、夫17.5%、妻15.4%で、夫妻ともに前年より低下している、とされています。
都道府県別の平均初婚年齢
最も高いのは東京都、最も低いのは島根県
概況では、平均初婚年齢が最も低いのは夫妻ともに島根県で夫29.7歳・妻28.7歳、最も高いのは夫妻とも東京都で夫32.0歳・妻30.6歳、とされています。東京都と島根県の差を計算すると、夫は2.3歳、妻は1.9歳です。
47都道府県の一覧
概況の図表「都道府県別にみた夫妻の平均初婚年齢(令和7年(2025))」の値です。
| 都道府県 | 夫 | 妻 | 都道府県 | 夫 | 妻 |
|---|---|---|---|---|---|
| 北海道 | 30.7歳 | 29.7歳 | 滋賀県 | 30.2歳 | 29.1歳 |
| 青森県 | 30.7歳 | 29.3歳 | 京都府 | 31.1歳 | 29.8歳 |
| 岩手県 | 30.7歳 | 29.3歳 | 大阪府 | 30.7歳 | 29.7歳 |
| 宮城県 | 30.9歳 | 29.7歳 | 兵庫県 | 30.7歳 | 29.7歳 |
| 秋田県 | 31.0歳 | 29.8歳 | 奈良県 | 30.9歳 | 30.0歳 |
| 山形県 | 30.8歳 | 29.4歳 | 和歌山県 | 30.5歳 | 29.2歳 |
| 福島県 | 31.0歳 | 29.3歳 | 鳥取県 | 30.1歳 | 29.0歳 |
| 茨城県 | 31.2歳 | 29.5歳 | 島根県 | 29.7歳 | 28.7歳 |
| 栃木県 | 30.9歳 | 29.6歳 | 岡山県 | 30.1歳 | 28.9歳 |
| 群馬県 | 31.3歳 | 29.7歳 | 広島県 | 30.2歳 | 29.1歳 |
| 埼玉県 | 31.6歳 | 30.0歳 | 山口県 | 30.0歳 | 29.0歳 |
| 千葉県 | 31.3歳 | 29.9歳 | 徳島県 | 30.2歳 | 29.0歳 |
| 東京都 | 32.0歳 | 30.6歳 | 香川県 | 30.1歳 | 29.0歳 |
| 神奈川県 | 31.6歳 | 30.2歳 | 愛媛県 | 30.3歳 | 29.3歳 |
| 新潟県 | 30.7歳 | 29.5歳 | 高知県 | 30.9歳 | 29.7歳 |
| 富山県 | 30.3歳 | 29.1歳 | 福岡県 | 30.6歳 | 29.6歳 |
| 石川県 | 30.4歳 | 29.2歳 | 佐賀県 | 30.1歳 | 29.4歳 |
| 福井県 | 30.6歳 | 29.2歳 | 長崎県 | 30.2歳 | 29.2歳 |
| 山梨県 | 31.1歳 | 29.7歳 | 熊本県 | 30.3歳 | 29.4歳 |
| 長野県 | 31.0歳 | 29.6歳 | 大分県 | 30.5歳 | 29.4歳 |
| 岐阜県 | 30.9歳 | 29.1歳 | 宮崎県 | 29.9歳 | 29.0歳 |
| 静岡県 | 30.9歳 | 29.5歳 | 鹿児島県 | 30.5歳 | 29.4歳 |
| 愛知県 | 30.9歳 | 29.3歳 | 沖縄県 | 30.2歳 | 29.2歳 |
| 三重県 | 30.6歳 | 29.2歳 |
※全国は夫31.0歳、妻29.7歳です。
数字から読めること
夫の平均初婚年齢が高いのは、東京都(32.0歳)、埼玉県と神奈川県(31.6歳)、群馬県と千葉県(31.3歳)です。妻では、東京都(30.6歳)、神奈川県(30.2歳)、埼玉県と奈良県(30.0歳)が30歳以上です。
夫と妻の差を計算すると、岐阜県が1.8歳と大きく、奈良県が0.9歳と小さめです。
地域ごとのまとまり
一覧を見ると、夫の平均初婚年齢が31.0歳以上なのは11都府県で、秋田県、福島県、茨城県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県、長野県、京都府です。一方、夫が30.1歳以下なのは7県で、鳥取県、島根県、岡山県、山口県、香川県、佐賀県、宮崎県です。
平均初婚年齢のよくある質問
平均初婚年齢は確定数でも同じ?
この記事の平均初婚年齢は、月報年計(概数)の概況の値です。概況の「利用上の注意」では、確定数は概数に修正を加えたもの、とされています。
外国の人の婚姻も含まれる?
月報年計(概数)の概況は、日本において発生した日本人の事象を客体とした、とされています。
都道府県はどこで数えている?
概況では、都道府県別の表章は、婚姻は夫の住所による、とされています。
平均初婚年齢と4つの年の変化を知ろう
厚生労働省の人口動態統計では、令和7年の平均初婚年齢は夫31.0歳、妻29.7歳でした。4つの年で比べると、30年間で夫は2.5歳、妻は3.4歳上がり、夫と妻の差は縮まっています。
数字はあくまで全体の平均です。自分のペースを大切にしながら、参考の一つとして見てみてください。