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お見合いや婚活でご縁がまとまって、いよいよ結婚の準備へ。そこで出てくるのが「結納はどうする?」という話題です。言葉は知っていても、何をするのか、顔合わせの食事会と何が違うのか、くわしく知らないという人も多いのではないでしょうか。結納の基本と、両家で話し合うときのポイントをやさしくまとめてみました。
この記事では、結婚準備の一般的な流れや、結納のしきたりを紹介する案内の結納と顔合わせの基本をもとに、結納とは何か、顔合わせ食事会との違いについて5つのポイントで整理します。後半の、両家で結納をどうするか話し合うときの考え方は、この記事の提案です。
※この記事は、2026年10月時点で結婚準備の一般的な流れや、結納のしきたりを紹介する案内に掲載されている内容をもとにしています。結納のしきたりは、地域や家によって大きく違います。ここで紹介するのは一般的な考え方です。実際の進め方は、両家でよく相談して決めてください。
この記事でわかることは、次のとおりです。
- 結納 5つのポイント
- 両家で話し合うときのコツ
結納とは?
婚約を形にする儀式
結納は、結婚の約束をしたふたりの家どうしが、品物や金品を取りかわして婚約を確かめあう、日本の伝統的な儀式です。「両家が結ばれる」ことを大切にする考え方から生まれたと言われています。
結納品を贈る
結納では、縁起のよい意味をこめた「結納品」を贈ります。地域によって品物の数や種類、飾り方が違うのが特徴です。
結納金
男性側から女性側へ結納金を贈ることもあります。金額や、そもそも贈るかどうかは、家や地域によってさまざまです。
結納返し
結納を受けた側が、お返しとして品物や金品を贈る「結納返し」というしきたりもあります。これも地域や家によって考え方が違います。
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| 結納 | 婚約を確かめあう儀式 |
| 結納品 | 縁起のよい意味をこめた贈りもの |
| 結納金 | 結納のときに贈る金品 |
| 結納返し | 結納へのお返し |
結納 5つのポイント
1. 正式結納と略式結納
昔ながらの正式結納では、仲人が両家を行き来して結納品を届けるとされてきました。今は、両家が一か所に集まって行う略式結納を選ぶ人も多いと言われています。
2. 関東式と関西式
結納のしきたりは、大きく関東式と関西式に分けて紹介されることがあります。関東式は両家が品物を取りかわす、関西式は男性側から品物を贈るのが基本、などの違いがあると言われます。
3. 結納品の意味
結納品には、長く続く縁を願う品や、子孫繁栄を願う品など、それぞれに縁起のよい意味がこめられています。品物の名前に、めでたい漢字があてられていることもあります。
4. 顔合わせ食事会との違い
顔合わせ食事会は、両家の家族が集まって食事をしながら親しくなる場です。結納のような決まった儀式をしないことが多く、気軽に行えるのが特徴です。
5. 両家の考えをすりあわせる
結納をするかどうか、どんな形にするかは、両家の考え方によって決まります。どちらかの考えだけで進めず、話し合って決めることが大切です。
5つのポイント早見表
| ポイント | 結婚準備の一般的な流れや、結納のしきたりを紹介する案内の案内 |
|---|---|
| 正式結納と略式結納 | 正式と略式がある |
| 関東式と関西式 | 地域でしきたりが違う |
| 結納品の意味 | 縁起をこめた品物 |
| 顔合わせ食事会との違い | 儀式か食事会か |
| 両家の考えをすりあわせる | 両家で相談して決める |
正式結納と略式結納の違い
正式結納
仲人が男性側と女性側の家を行き来して、結納品や受書を届ける形です。昔ながらのていねいな形ですが、仲人を立てる人が少なくなった今では、行う人は少なくなっていると言われます。
略式結納
両家が女性側の家やホテル、料亭などに集まって、その場で結納品を取りかわす形です。仲人を立てずに、本人や両親が進行役をつとめることもあります。
食事会をかねた結納
結納の儀式をかんたんに行ったあと、そのまま食事会をする形を選ぶ人もいます。儀式の雰囲気を大切にしながら、なごやかな時間も過ごせます。
記念品の交換だけにする
結納品の代わりに、婚約指輪や時計などの記念品を交換する形にする人もいます。形式にとらわれず、ふたりらしい方法を選べます。
| 形 | 特徴 |
|---|---|
| 正式結納 | 仲人が両家を行き来する |
| 略式結納 | 両家が一か所に集まる |
| 食事会をかねた結納 | 儀式のあとに食事 |
| 記念品の交換 | 結納品の代わりに記念品 |
顔合わせ食事会という選び方
気軽に両家が会える
顔合わせ食事会は、結納よりも気軽に、両家の家族が顔を合わせられる場です。婚約の報告をかねて、なごやかに食事を楽しみます。
進行はシンプルに
はじめのあいさつ、家族の紹介、食事、婚約記念品のお披露目など、シンプルな流れで進めることが多いです。
お店選び
個室のあるレストランや料亭など、落ち着いて話せるお店が選ばれることが多いです。両家の家から行きやすい場所を選ぶと、負担が少なくなります。
費用の分け方
食事代を両家で折半したり、本人たちが負担したりと、分け方はいろいろです。事前に話し合っておくと、当日あわてずにすみます。
結納をするかどうか決めるときの考え方
親の考えを聞く
結納を大切に考える親もいれば、食事会で十分と考える親もいます。まずはそれぞれの親に、どんな形を望んでいるか聞いてみましょう。
地域のしきたりを確かめる
地域によっては、結納を大切にする習慣が残っていることもあります。親や親戚に、地元のしきたりを聞いてみると安心です。
費用と準備の手間
結納には、結納品や結納金、会場の費用などがかかります。準備の手間も考えて、無理のない形を選びましょう。
ふたりの気持ちも大切に
両家の考えを大切にしながら、ふたりがどうしたいかも伝えましょう。どちらかががまんしすぎない形を見つけられるといいですね。
両家で話し合うときのコツ
ここからは、結婚準備の一般的な流れや、結納のしきたりを紹介する案内の案内をもとにした、この記事の提案です。
先にふたりで話す
親に相談する前に、まずはふたりで、結納をするか、顔合わせにするか、考えをまとめておくとスムーズです。
自分の親には自分から
自分の親には、自分から話すのが基本です。相手の親に直接お願いしにくいことも、相手を通して伝えてもらうと角が立ちにくくなります。
決めることを書き出す
日にち、場所、形式、費用の分け方、服装など、決めることをメモにして共有すると、話し合いがまとまりやすくなります。
相談先を持つ
結婚相談所を利用している人は、担当の方に相談してみるのもひとつの方法です。ホテルや式場でも、結納や顔合わせの相談を受けつけているところがあります。
当日の服装と持ちもの
服装は両家でそろえる
結納や顔合わせの服装は、両家で格をそろえると安心です。どちらかだけがとても改まった服装にならないよう、事前に話し合っておきましょう。
持ちもの
結納品や記念品、手土産などを忘れないように、前日までに準備しておきます。結納の場合は、受書や目録を用意することもあります。
写真を残す
両家がそろう機会は、意外と多くありません。記念に写真を撮っておくと、あとで見返したときのよい思い出になります。
結納品にはどんなものがある?
長熨斗
のしあわびをかたどった飾りで、長生きを願う意味がこめられていると言われます。
末広
白い扇のことで、末広がりに幸せが広がるようにという願いがこめられているとされます。
友白髪
白い麻の糸で、夫婦がともに白髪になるまで仲よく、という願いをあらわすと言われます。
子生婦・寿留女・松魚節
昆布(子生婦)、するめ(寿留女)、かつお節(松魚節)などの縁起物に、めでたい漢字をあてた結納品です。
家内喜多留
酒樽をあらわす品で、家の中に喜びが多くとどまるように、という意味がこめられていると紹介されます。品目の数や名前は、地域によって違います。
略式結納の当日の流れの例
はじめのあいさつ
男性側の父親などが、結納を始めるあいさつをします。進行役をだれがつとめるか、事前に決めておくと安心です。
結納品を納める
男性側から女性側へ結納品を納め、女性側が目録を確かめて受け取ります。関東式では、女性側からも結納品を納めることがあります。
受書を渡す
結納品を受け取った側が、受け取ったしるしとして受書を渡します。
記念品のお披露目
婚約指輪などの記念品をお披露目することもあります。両家の家族に見てもらう、うれしい時間です。
結びのあいさつと食事
最後に結びのあいさつをして、儀式は終わりです。そのあと、食事会をする流れもよく選ばれます。
よくある質問
結納は必要?
結納をするかどうかは、両家の考え方によって決まります。顔合わせ食事会だけにする人もいます。
結納と顔合わせの違いは?
結納は婚約を確かめあう儀式、顔合わせは両家が親しくなるための食事会、という違いがあります。
結納はどこで行う?
女性側の家で行うのが昔ながらの形ですが、今はホテルや料亭で行う人もいます。
仲人がいなくてもできる?
はい。略式結納では、仲人を立てずに本人や両親が進行することもあります。
結納金の金額は決まっている?
決まった金額はありません。家や地域によって考え方がさまざまなので、両家で相談してください。
結納返しはするもの?
地域や家によって考え方が違います。結納のときに、あわせて相談しておくと安心です。
結納品はどこで用意する?
結納品を扱うお店や、ホテルの結納プランなどで用意できることがあります。
結納はいつごろ行う?
結婚式の数か月前に行う人が多いと言われますが、決まりはありません。両家の予定や、結婚式の準備の進み方に合わせて決めてください。
結納の日取りは気にしたほうがいい?
大安などの縁起のよい日を選ぶ家もあります。気にするかどうかは家によって違うので、両家で相談しておくと安心です。
遠方の家どうしの場合は?
両家の家が離れているときは、中間地点のホテルなどで行う人もいます。移動の負担も考えて決めましょう。
結納は婚約を確かめあう儀式、形は両家の話し合いで
結納は、両家が結納品などを取りかわして婚約を確かめあう日本の伝統的な儀式です。正式結納と略式結納、関東式と関西式など、形はいろいろで、顔合わせ食事会を選ぶ人もいます。大切なのは、両家とふたりの気持ちをすりあわせること。無理のない形で、すてきな門出の日を迎えてくださいね。