お見合いで言葉が聞き取りにくいときは?聞き返す一言と、短い筆談の準備をしよう

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相手が笑顔で話している。でも、今の地名だけ聞き取れなかった。もう一度聞いたら、話の腰を折るかな。お見合いの席でそう迷ったら、分からないままの相づちで先へ進まなくて大丈夫です。

「すみません、場所の名前をもう一度お願いします」。まず、分からなかったところを一つ伝える方法があります。言葉を短く書いて確認する方法も、使いたい人同士で選べる候補です。ここで紹介する返事は、実際の誰かの会話を再現したものではなく、自分たちの言葉へ直すための例です。

聞こえ方や読みやすい方法は人によって違います。だから、筆談用の道具を出せば、すべての人に同じように通じる、と考えないでおこう。最初に確認したいのは、本人がどの方法を使いたいか。その上で、話す、書く、見せるを組み合わせます。

書いて確認する道具を持ちたい場合は、キングジムのブギーボードBB-14も候補です。約6インチの画面へ書き、ボタンで一括消去する電子メモ。今回は、自治体が公開するコミュニケーションの案内とメーカー仕様を手掛かりに、お見合いへ持っていく前の準備を考えます。

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分からなかった部分へ戻っていい。「全部もう一度」以外の聞き返し方

たとえば休日の話の中で、行った場所だけが分からなかったとします。そんなときは「休日のお出かけ先の名前を、もう一度お願いします」のように、確認する箇所を示せます。話の最初から何も分からなかった、と伝える必要はないんだね。

相手の言葉の一部が分かったなら、その手掛かりを添えても構いません。ただし、候補を決めつけて「そこですよね」と終わらせるのでなく、「○○という場所ですか」と確認する形にします。相手が違うと言える余地を残すためです。

大阪府の福祉のてびきは、聴覚・言語障害のある方への応対として、本人の望むコミュニケーション方法を確認すること、聞き取れないときは分かったふりをせず、聞き返したり書いてもらったりすることを案内しています。これは公的窓口などでの応対の資料で、お見合い専用の成婚マニュアルではありません。会話の確認を考える土台として参照しています。

筆談を使ってみたい場合の例なら、「その名前だけ、文字で見せてもらえますか」。自分が書く側なら、「短く書いてもいいですか」。相手へ渡す前に、方法を一度たずねられます。書いた文字が見やすいか、紙の方がよいかも、その人に確認してね。

ここ、道具を出す許可の長い説明をする必要はありません。何が分からず、どう確認したいかが伝わる短い言葉でよいんです。説明に迷うなら、「聞き取れなかった名前を確認したい」という目的へ戻ってみよう。

自分が話す側で聞き返された場合も、「さっき言ったのに」と回数を数えるより、同じ言葉をもう一度伝える、短い単語を書く、と方法を確かめたいところです。相手の声が普通に出ていることだけで、こちらの声も同じように聞こえていると判断しないようにします。

また、周囲の音が重なっているなら、その場で声を大きくすることだけが選択肢ではありません。静かな位置へ移れるか、席の向きを変えられるかなど、本人とお店の条件を確認する案もあります。実際に移動できるとは限らないので、席を勝手に動かす前に相談してね。

その日の会話を全部筆談にするか、固有名詞だけ書くかも、先に一つに決めつけなくて大丈夫です。「場所の名前は書く方が分かりやすい」など、その場で確認できた希望に合わせていけます。道具を買ったから使い続けなければ、という約束にしなくていいんです。

ブギーボードを候補にするのは、こうした短い確認を、その場で書いて見せたい場合です。会話を録音したり、自動で文字へ変換したりする道具ではありません。書く人の手で単語や短文を用意する用途へ合わせて考えます。

その場の短い筆談に使う候補として、ブギーボードBB-14を見る

筆談は長い話を小さく詰め込まない。一つの質問を、一つずつ見せよう

吹田市の「筆談のコツ」では、短く具体的な文、読みやすい大きさの文字、横書きなどが紹介されています。手話や口話、筆談など、方法は一つではなく、相手に伝わったかを確かめることが大切だとも説明されています。

お見合いへ応用するなら、たとえば趣味を一度に全部聞く長文を書かず、「最近、読んだ本はありますか」と一つの問いにする方法があります。返答を読んでから、その本のことを聞く。会話を続けたいからこそ、最初の一画面へ次の質問まで詰めなくていいんだね。

「休みの日は出かけますか、それとも家で過ごして、何か趣味があったら、それも……」と長くなったら、一度止めてみよう。「休日は、どんなふうに過ごしますか」。必要な問いだけにする案です。これは話題を制限するためでなく、今どこへ答えればよいかを見える形にする工夫です。

日付や時間を確認したい場面では、「あとで」「少し先」だけで終えず、必要な日時を具体的に書きます。たとえば休憩の時間を確認する例なら「15:20まで、ここで休みますか」。数字だけでなく、何をする時間かも合わせれば、予定の意味を見返せます。

ただし、お見合い中に次の約束を必ず直接決める、という運用を案内しているわけではありません。連絡や日程調整が相談所を通す決まりなら、その経路を使います。短い筆談の例を、そのまま所属サービスのルールとして受け取らないでください。

文字を大きくしようと思って、全部ひらがなにする必要もありません。市の資料は、適度に漢字を使うこともすすめています。読めるかどうかを年齢や見た目で決めず、本人にとって見やすい書き方を確かめながら調整しよう。

「聞こえにくいなら、子ども向けの言葉へ変えればいい」と相手を扱うものでもありません。大人同士として話したい内容は保ち、回りくどくなった文を短くします。たとえば「差し支えなければ教えていただくことは可能でしょうか」を何行も足すより、聞きたい事柄を一つ示し、表情や態度も含めて丁寧に返せます。

ただ、短くするために気持ちまで強く変えないでね。「嫌ではない」を勝手に「大好き」へ置き換えたら、別の返事になってしまいます。「今は決めていません」「もう少し考えたいです」も、そのまま必要な返事です。読みやすさのために、迷っている部分まで消してよいわけではありません。

また、書いている途中にすぐ次の説明を重ねず、相手が読んで反応する時間を取ります。返事が止まったとき、どんな気持ちかをこちらで決める前に、「文字は見やすいですか」「この書き方で大丈夫ですか」と、方法について確認することもできます。

大きく書いてみたら画面に入りきらない。そんなときは、同じ画面へ小さく押し込むより、文章を二つへ分ける案があります。BB-14は一画面を繰り返し使う道具なので、相手が読み終えたかを確かめてから次へ。ページをめくる感覚で、まだ読んでいる画面を消さないようにしよう。

説明用に地図や絵を添えたい場合も、精密に描く必要はありません。入口の方向など、今の確認に必要な箇所を示す方法です。ただし、絵なら必ず分かると考えず、文字と同じように意味を確かめます。通じたかどうかは、道具の機能ではなく、やり取りの中で確認することだからね。

短い文を見せる画面の大きさを、BB-14の仕様で確認する

BB-14は93×124mmの画面。一括消去と「保存できない」を先に知っておこう

キングジムのBB-14商品情報によると、画面は約6インチ、93×124mmです。本体はスタイラスを除いて幅105mm、高さ148mm、厚さは突起部を除く最薄部が5.5mm。外形の大きさを、そのまま全部書ける面積と思わないでね。

持っていく前に、その画面へ短い一文を書き、向かい合う距離でどう見せるかを考えます。実物で試していない段階では、商品寸法と同じ大きさを紙へ描いて、バッグと机の上に置く場所を考える準備もできます。ただし、紙で囲った枠から液晶の見え方まで確認できるわけではありません。

実際の読みやすさは、相手が見る距離や照明、必要な文字の大きさでも変わります。約6インチなら誰にでも十分とは保証せず、文字を見せたときに確かめます。もっと大きな文字や別の手段が必要なら、この一台に合わせてもらう方向へ進めなくていいんです。

書くときは付属のスタイラスを使います。筆圧で線の太さが変わる仕様ですが、強く押し続ければ何でも濃くできる、といった使い方にはしません。メーカーは、ボールペンや金属などの硬い物、強い力を一点に加える扱いで、画面へ傷や故障が起きると注意しています。

消去ボタンを押すと、書いた内容は画面全体で消えます。一行だけ直し、下の行をそのまま残す機能ではありません。短い筆談では、消す前に「ここまで確認できましたか」と確かめてから、次の文を書きます。間違えた一文字だけを直したい場面なら、全体を書き直す必要があることも先に知っておこう。

しかも、BB-14は本体へメモを保存できません。あとから戻るボタンで、前の一画面を出せる道具ではないんです。相手の書いた名前や数字が必要なら、消す前に確認する。聞き取ったつもりにならないための道具だから、消すときにも一度だけ確認したいね。

メーカーは、スマートフォンのカメラで書いた内容を画像化する専用アプリも案内しています。ただ、その操作は本体が自動で会話を保存する機能とは別です。今回はアプリを端末へ入れた動作確認までは行っていません。相手が書いた内容を、知らせず撮影して残す使い方もすすめません。

BB-14の仕様欄では、ロック機構はありません。別機種にある消去ロックを、この機種にも付いているように紹介しないでおきます。会話の途中で渡すときは、消去ボタンをどこに置くか、持ち方も含めて事前に見ておこう。

電池は交換可能なCR2016が1個で、消去回数の目安は約3万回です。充電ケーブルをつなぐ準備とは違います。付属品は本体、セット済み電池、スタイラス、取扱説明書。すでに持っている場合も、当日前に書ける・消せる状態を確認し、説明書と一緒に扱います。

一括消去・保存なし・付属ペンを確かめて、BB-14を探す

当日は道具だけに任せない。担当者への相談と、見せる一言を用意しよう

聞こえ方への配慮や筆談を希望していて、事前に調整したい場合は、利用中の相談所や紹介者へ、使いたい方法を伝える案があります。たとえば「短い言葉を文字でも確認したいです。筆談の道具を使う予定と、席の希望を相談できますか」という形です。

これは、すべての相談所で同じ席を確保できるという案内ではありません。場所を選べるか、相手へどの範囲を伝えるか、当日に困ったらどこへ連絡するかを、担当者へ確かめます。自分の希望と、調整できたことを分けておくと、当日の前提がはっきりします。

相手への伝え方も、自分が話したい範囲で考えて大丈夫です。今回の確認に必要なのが「名前を文字で見せてもらいたい」なら、その頼み方を用意するところから。道具を使うために、ここで新しく診断名や原因を自分で決める必要はありません。

自分が筆談を求められる側なら、相手の希望を先に聞きます。文字の大きさ、読む向き、書く道具の方がよいかどうか。手元にBB-14があるからこれで、と一方的に方法を固定しないでね。紙とペンなど、別の手段が合うこともあります。

バッグへ入れる前は、スタイラスが本体のホルダーにあるか、出して書く場所まで一組で確認します。本体だけを持ち、ペンが家に残っていたら、使う準備が足りません。商品の約75gという軽さも、付属品を含めた持ち物全体の確認の代わりにはならないところです。

飲み物のある席で使う予定なら、カップと一緒に置く位置も考えておこう。メーカーは水をかけたり水中で使ったりすると故障すると案内しています。濡れても平気な筆談ボードとして扱わず、飲み物のすぐ脇へ無造作に置かない準備をします。

今回、楽天で照合した販売例は、Business Supply ShopのBB-14ネイビーです。画面サイズが違う機種や交換用部品もあるため、品番と色、本体を含む商品かを確認してください。価格、在庫、配送日は注文時の表示で見ます。持参日に間に合わないからと、まだ確認していない機種へ急いで替えなくても大丈夫です。

持参する本体と色を確認して、BB-14ネイビーの販売品を見る

お見合いで話を止めたくなくて、分からないまま先へ進みそうになったら、「名前のところを、もう一度」で戻っていい。書く方がよければ、その方法も聞いてみよう。会話を途切れさせないことだけを目標にせず、今の一言が分かるやり取りを、一緒に選んでいこうね。

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この記事を書いた人

お見合いや婚活を進めるときの準備、会話、心構えについてまとめています。

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